読書.

広島読書勉強会ハヤブクで紹介してもらったこの本から。
僕は未読です。

東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方
上田 正仁
ブックマン社
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紹介してもらったのは「キュリオシティ・ドリブン」。
みんな聞き覚えのない言葉で、
その日の勉強会のヒットワードになりました。

キュリオシティ・ドリブンとは、
ゴールとは関係無いようなことでも
好奇心の向くままに寄り道をしながら進むアプローチとのこと。

大局にあるのがゴール・オリエンテッドで
目標から逆算して、一気に最短距離を目指すというアプローチ。

書籍内では、一見非効率に見えるキュリオシティ・ドリブンの方が
結果的に偉業に辿り着く、という展開だったそうです。

これ、目標設定関係の本を乱読していた時にも
一部の書籍で出てきました。

多くの本は、大きな目標を分解して
日付を入れて日々進んでいくという
ゴールオリエンテッド手法のハウツーが書いてありました。

ごくわずかに、このキュリオシティ・ドリブン的に
興味や好奇心が大事、とあります。

成功者のストーリーなどでも
ゴールオリエンテッド的なものは非常にわかりやすく
「努力」などをベースに美談として語られやすいです。

一方、キュリオシティ・ドリブンは
偶然などの不確定要素が強く
そのケースだけの一般化できない方法と考えられがちです。

しかし、自分で起業してやってきた経緯を考えても
予想外のところから発展して次につながるというものが多く
ビジネスをする上で偶然の要素の大きさを実感しています。

そして、キュリオシティ・ドリブン的な形でやってきていますが
そのおかげで色んなことができているという感覚もあるので
直感としてはすごく納得できます。

面白く仕事をしていく、ということを考えると
成果だけではなくプロセスも非常に大切なので
自分や周囲の仕事はキュリオシティ・ドリブンを常に意識しようと感じました。

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