この本から。
マーケティングの一環として
ブランディングは大切な要素です。
とはいえ、ブランドとは?みたいなのは
専門家でいうことがまちまちだったりします。
そんな中、この本の著者がいうのが面白かったのですが、
「ブランドはトーナメントのシード権」という表現。
何かの商品やサービスの購入を考える時に、
世の中のありとあらゆる同種のものと比較検討していくということは
実際にはありません。
例えば街中でコーヒーを飲もうと思った時に、
人それぞれで思い浮かぶ候補が数個あると思いますが、
それは幾多のカフェ・喫茶店のトーナメントの中でシード権を獲得した数個ということです。
もちろん、シード外として
今まで知らなかったけど目的のカフェに行く途中にたまたま見つけた
雰囲気の良いカフェに入ってみる、という予選勝ち上がり組が出ることもあるでしょう。
しかし、一般的にはシード権を持っているブランドが圧倒的に強く、
大抵はその中から選ばれます。
自社の商品・サービスの購入を検討した顧客の脳内トーナメントにおいて
いかに上位のシード権を獲得するのか、ということが
ブランディングをするということですね。
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