今日もこの本から。
下記にも書いた、根拠なき自信の3つのリソース
・自己効力感
・自己肯定感
・失敗許容力
根拠なき自信は何から生み出されるか? | eshima.info
今日はこの中の自己効力感について。
自己効力感は「価値ある目標を達成できる自分を信じる力」
これを身につけるためにはどうすれば良いかというと、
下記が必要だそうです。
直接的達成経験
自分自身が、逆境でも乗り越えた経験です。
これは納得ですね。
過去に乗り越えてきたのであれば、次も乗り越えられるだろうと
実感を持ってチャレンジできますね。
そうは言っても、そもそも最初の逆境を乗り越えるのが大変ということですが
それをクリアできるのが次の項目。
代理的経験
人の逆境乗り越え体験を聞く、読むということ。
つまり、自分自身で逆境を乗り越えなくとも
逆境を乗り越えた人の疑似体験をするだけでも
自己効力感が育つんだとか。
これは面白いですね。
映画や小説などのストーリーはかなりの割合で
逆境が発生し、それを乗り越えていきますが
その主人公と自分とを重ねあわせるだけでも効果があるとのこと。
バッドエンドのストーリーに重ねあわせないように
注意が必要ですね。
言語的説得
また、他の人から「君ならできる」などと
言葉で言ってもらうことも意味があるそうです。
なかなか社会人になった後では
実績もないのに言ってもらえることは少ないでしょうが
もし周りにそんな人がいたらお付き合いを大切にしたいですね。
以上を積み重ねることで
自己効力感が育つそうです。
2番目の「代理的経験」が一番簡単にできそうですね。
映画通の友人でもいれば、「逆境を乗り越える映画教えて」というと
山程出てきそうです。
ただ、一時的には盛り上がりやすいものの
やっぱり代理的経験では土台としては弱い気もするので、
その瞬間的な勢いを上手く利用して、小さくとも直接的達成経験を積むのが良さそうです。
あとは、達成体験にしても意識しないと忘れてしまうもの。
オススメされていたのが、
「過去の乗り越え経験を振り返る時間を持つ」ということ。
この本を読んだことで、改めて過去の経験を思い出してみましたが
リストアップしてみると「そういえばこんなことも頑張ったな」というものが出てきました。
これを定期的に見返すことでも効果がありそうです。
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