今更ですがあけましておめでとうございます。
今年最初のブログ投稿です。
昨年後半から急激な忙しさに対応しきれず
体調を崩したりと大変でした。
そんな中で読書勉強会ハヤブクで教えてもらった
この本をこの度ようやく読めました。
医学、科学的なエビデンスをベースにして
マインドフルネスの有効性について言及した本で、
内容のほとんどはそれをわかりやすく理解するためのストーリーになっています。
マインドフルネスは瞑想のようなテクニックで
ここ最近で急速に注目を集めていることもあり気にはなっていたのですが、
どういう位置づけのものなのかがこの本で理解することができました。
その中で興味深かった部分をご紹介。
脳は体重の2%ほどの大きさにもかかわらず、全体の20%のエネルギーを使う大食漢。
さらに、この脳の消費エネルギーの60%から80%を使っているのが
DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)という脳回路だそうです。
このDMNは車で例えるならアイドリングのように
意識的な活動をして「いない」時に働くベースライン活動です。
つまり、ぼーとして何もしていなくても脳はどんどん疲れていくということです。
マインドフルネスというテクニックを使った瞑想により
このDMNの活動を抑えることで無駄な脳の消費をなくし
しっかりと休息することができるという理屈になります。
また、脳には可塑性があり、活用状況によって形が代わります。
それにより、疲れを単に回復させるというだけではなく
疲れづらい脳に変化させる(鍛える)ことも可能なんだとか。
脳をしっかり休息して回復させたり、
無駄なエネルギーを使わないよう鍛えたりは
ぜひ欲しい機能なので、マインドフルネスをぜひ実践してみたくなりました。
この本にも実践方法は書いてあるものの
そのボリュームは薄く、紹介程度なので
習慣付けるための実践本としては別の本を探そうと思います。
ただ、マインドフルネスの位置づけみたいなものがよくわかったので
先にこの本を読めて良かったです。
マインドフルネスに興味のある方はぜひ読んでもらって、
実践ノウハウを共有しましょう。
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