NHKのクローズアップ現代で、言語力の危機というのをやっていました。最近、考えていることを言葉にして人に伝えるということが苦手な人が増えているんだそうです。
そしてその要因のひとつとして挙げられていたのが携帯メール。限られた画面で意思を伝えるため、正しい文章を書くよりも要素を詰め込んで後は相手にわかってもらうという文化があるので論理的に考える必要がなくなっているのです。
これを見て思い当たったのがTwitterです。ひとつの投稿は140文字という制限があるので、たいしたことはかけません。1文か2文だけの短い文章を投稿するのが中心です。ブログを書くのと比べて、かなり楽に書けるという感覚は持っていました。
しかし、あまりに楽をしすぎると言語力が低下するというのは感覚としてすごく納得できます。ブログである程度長い文章を書くときは、全体の構成がおかしくなっていないか、個別の表現や主語述語の関係がおかしくないかなどを書きながらチェックします。面倒な作業ではありますが、論理的に情報を伝えるという訓練になっていると思います。でもTwitterだとそんな苦労はありません。
iPhoneなどの携帯端末の進化に伴って、情報の伝達がひとまとまりのものではなくかなり細かい単位でも円滑に行われるようになってきました。楽で便利なものではありますが、そればっかりになると失うものもあるということですね。ブログもTwitterもやっていこうと思いますが、そのあたりの影響は意識していこうと思いました。
このブログeshima.info(えしまドットインフォ)は
ビジネスやマーケティング、IT活用の記事を書いています。
ブログ購読はこちらのページをご覧ください。
ツユマメ
いま、資格試験に向けてスクールに行っているのですが
そこの論文の先生が
携帯メール文化によって
今の若い子は毎日文章を書くので、書きなれている。
しかも短い文章にまとめようとするので、ダラダラ文章に
ならなくていい。
といい面も言っておられました。
あと、ブロガーでよかったと思うのですが、
普通の人より文章を書きなれているので
論文試験は結構楽です。
あ、でも漢字はさっぱり書けませぇん。pc文化の弊害ですね!
江島
>ツユマメさん
あー、なるほど。逆に短い文章にまとめる力はついているんですか。ちゃんとした文章にしようとする人はたしかにそういう良い面もありそうですね。
漢字が書けなくなるのは同感です。自分用メモ以外で手書きをする機会ってないんですよね。
eiji-low
私も観ていてまったく同じ事を感じました。
ブログは7年目を迎えるのですが、いまだに文章を書き慣れておらず四苦八苦しています。
対してTwitterはひとことふたことでコンテンツとして成り立つし、本当に独り言でも構わない自由さが逆に言語力を弱めるのかなぁと。
内容のターゲットが居なくても良いですからね。
江島
>eiji-lowさん
おぉ、同じ番組で同じ感想を。Twitterはなんでもアリの雰囲気がブログより強いのですもんね。注意して使わないと。
吉岡
2日前だったか?
息子に勧められるまま、ツイッターに登録いたしました。
入ってゆくと、すでに20人の人たちを
私がフォローしていることになっていて?
なんだか絡み方のわからないままです。。。
こんな事をしなくても
今の私には充分すぎるくらいやるべき事があると思いつつ
う~~ん息子は私に何を期待しているのか?(^m^*
江島
>吉岡さん
吉岡さんもツイッターはじめたんですね。
初期でフォローするアカウントを選ぶこともできるので、そのまま登録して20人フォローしていることになったのかと。実際は知り合いから始めた方が面白い気はしますので、それらは外してもいいかもしれません。ツイッターは説明が難しく、使ってみて感覚でわかるものなのでしばらく使ってみてはいかがでしょうか。