仕事の効率化を考える時に
時間をコストと考え、不要なものを削減することは
マネジメントとして常識化しています。
それとは別に、注意を払うコストというのを
意識するようにしています。
メールが主になりますが何かしらの連絡が届いた時に
単にメールが届いたということで反射的にそれを確認することがあります。
注意力というのがスポーツをする時の体力と同じように有限と考えると
それをチェックする度に、注意力というコストを支払います。
単に時間コストだけで考えると数十秒という少しのものですが
メールを確認する注意力は意外に大きい。
注意力をそれで削られていくと
本来集中すべき大切な物へ割り振るエネルギーが減ってしまいます。
ルーティンのものなど、緊急性・重要性が低いことがあらかじめわかっている場合は
なるべくその都度注意を払わなくてもすむような環境を作り
1日に1回や2回などまとまった時間を取って、一気に処理をするようにしています。
メールに関して具体的に言うと
メールの自動振り分け設定を使って
まとめて確認すれば良いメールは受信ボックスには届かず特定のチェック用の箱に入れます。
それを朝と夕方にチェックするようにして、
その他の時間帯はメールが届いていることも気づかないようにしています。
本来の仕事への集中がなかなか出来ない場合は
どの部分で注意力コストを支払っているかを意識してみると
改善できる部分が見つかるかもしれません。
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