真面目に考える.

ふと思いました。
1メートルは何フィートなんだろうかと。

釣り竿はフィートで長さを表示しているものがあり
感覚的にどのくらいかわからなかったのです。

さて、これを調べようと思ったときに
みなさんどうするでしょう。

おそらく検索すると思います。

「メートル フィート」

とかで検索すればすぐ出てきます。
調べる前でもネットで検索すれば必ず答えは見つかると確信できます。
絶対に簡単に見つけることができますよね。

さて、ネットが普及したのはせいぜいこの10年ほどです。
10年前にももちろんインターネットはありましたが
新しいもの好きの変わった人たちがネットに情報を載せているくらいで
現在ほど基本的な情報が網羅されてはいなかったでしょう。

ネットがない時代にこれらを調べようと思ったら
どうしていたでしょうか?

釣り好きの友人がいれば聞いていたかもしれません。
釣具屋さんに行っていたかもしれません。
図書館に行ったり家にある辞典などで調べていたでしょうか。

ではもう少しわかりにくいことだとどうでしょう。
歴代のアメリカ大統領とか。
調べるのが大変になりそうです。

でもネットだとすぐです。
「歴代アメリカ大統領」
で検索するとすぐに出てきます。

こんなのが当たり前になっていますが
これってすごいことです。

情報を積極的に収集して知識を身に付けようと思ったら
ネットを使えば簡単にできます。
必要なのは本人の努力だけです。

これは努力する人としない人の格差を恐ろしく広げることになります。
限られた情報しかない時代ではそれほどの差は出ませんが
収集できる情報が無限にある現在では格差の幅も無限にあります。

情報によっては「知っている」のと「知らない」のとでは
人生に大きく影響するものもたくさんあります。

無限にある情報とどうやって付き合っていくかを
真剣に考える必要がありそうです。

広島ブログ

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2 Responses to “情報伝達の簡易化による知識格差”

  1. ヌフムヨ

    本当にそうですよね。
    いくらでも情報収集が出来るので、
    格差は広がっていきそうですよね。
    ただ、気になる情報を全て収集していたら、
    いくら時間があっても足りないです。

    たくさんある中からどうやって捨てていくのか?
    今まで以上に取捨選択が重要になりそうですね。

  2. えしま

    >ヌフムヨさん
    情報が多いだけに取捨選択の技術は重要になってきますよね。
    コンピューターだけでは限界があるので
    上手く活用しつつ人間の知恵をどこまで組み込めるかが
    今後のポイントになっていく気がします。