ビジネス.

コンピューターのシステム開発はやり方が日々進化しています。

現在ではまだ主流だと思いますが、
旧来のやり方としては最初に必要な機能をクラアントと相談した上で
見積もりを出し、納期を決めて制作をするというもの。

わかりやすくはありますが
実際は作っている中で新たな検討材料などが追加されるなど
初期段階では想定できないことが多くあります。

規模が小さければ多少は吸収できますが
大きくなると増改築を繰り返した迷路屋敷のようなものができあがり
結局非常に高価で使いづらいものになるというのも珍しくありません。

一方で最近注目されているのは
開発を進めながらその都度チェックをして細かく修正し
本当に役に立つ物をクライアントと開発側で一緒になって作り上げるというもの。

もちろんこれにも難しい点が多くあり
実現にはハードルがたくさんあるものの
少しづつそちらにシフトしていくと思います。

そういう手法を見ていて思うのが
ビジネスを作るのも同じようなものだなと。

当初見込んだ形でビジネスが進むということは
実際にはほとんどありません。

思っていた結果にならないなんてのは当たり前ですし
想定外のトラブルや根本的な問題なども出てきます。

最初に大きな計画を立てて、その通りになったら上手くいく、
というやり方ではそうならなかった場合に大きなダメージとなります。

創業した会社が10年経つとほとんど消えてるなどというのも
そういうことだと思います。

ビジネスでも、時間はかかるものの細かく検証作業を入れて
そのつど修正できるような形で進めていくことで
ちゃんと世の中にも役に立ち会社としても成長するものができるのかなと。

ビジネスもそういう方向にシフトすると読んでいます。

広島ブログ

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