旅行.

イギリスのお話。

子連れ旅なので
どこに行くにもベビーカーです。

地下鉄がメインの移動手段ですが
日本ほどエレベーターが設置されておらず
階段を抱えて上がることもしばしば。

住んでる人は困りそうなもんですが
事前調査によると助け合いが当たり前の文化だそうです。

母親一人でも階段の前で止まっていたら
すぐに周りの人が助けてくれるので
エレベーターも必須ではないとのこと。

ウチは基本家族で行動するので
階段でも片方が子供、もう片方が
ベビーカーなので困りません。

ただ一度、階段前でカードをカバンから出すために止まっていたら
階段を登れないのかと思って
手伝いましょうか?と声をかけてもらいました。

驚いたのが、それが若くて華奢な女性の方でした。
力のある男性が社会的な役割として認識しているだけでなく
女性でもそれを当たり前として行動してます。

これはスマートだなと感心しました。

日本では助け合いの必要がないほど
インフラが整備され、
どこでもエレベーターがあるようになっています。

莫大なコストをかけて
どこでも困らないようにするのは
それはそれですごいこと。

しかし、今後の日本はそれを維持する体力はないでしょう。
助け合いの文化が少しできるだけで
コストをかけずに暮らしやすくなるならこしたことはありません。

住みやすい街はインフラ力ではなく
市民力に支えられるようになりますね。
そっちの方が楽しい気がします。

広島ブログ

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