読書.

この本読みました。

著者はインバスケットという
能力開発ツールを研究している方。

架空の人物になりきって
制限時間内に多くの案件を処理するという
ビジネスゲームだそうです。

この本ではインバスケットの考え方を元に
「成果の上がる人の行動特性」と
「成果の上がらない人の行動特性」をストーリー形式で紹介しています。

以下、書籍内から成果の上る人の行動特性を列挙します。

全体を考えて成果が大きいところに的を絞る

仕事ごとにどれだけの成果に直結するのか意識する

長期視点で考えつつも、平行して緊急の仕事にも取り組む

どうすれば効率よく作業ができるかを考えて動く

計画は立てつつも、柔軟に修正を加える

締め切りを意識して、逆算して予定を立てる

自分の状況を把握して周りと共有することで無理な仕事がこないようにする

情報を集めることより整理して効果的に見せることに力を入れる

相手の立場や考えを想像して行動する

などなど。

前半は効率よく成果をだすためのノウハウでしたが
後半は仕事をする上での一般的な注意点みたいな話に。
とはいえ、さっと読める感じで面白かったです。

特に、成果を考えてタスクを選択しているかというのは
まだまだできていないことを再認識させられました。
細部にこだわってしまいスピードや質が下がるのはさけるべきところ。

インバスケットというのは研修で使われたり
昇格試験として採用している会社もあるようで
ネットで調べると「インバスケット対策」なんてのも多く出ていました。

これだけで判断するのはちょっと酷な気もしますが
管理職として効率よく業務をこなせるかの
ひとつの指標として使えるということでしょうね。

この本はインバスケットについて詳しく書かれたものではなかったので
他にも関連書籍を読んでみます。

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