昨日に続きこの本から。
考え方だけではなく、
具体的なノウハウもたくさん書いてあり
幹事をやろうという時には参考になる本でした。
あの人が仕切るパーティーへ行きたい、と思ってもらう。
楽しんでもらうために全力で馬鹿になりきる。
期待値と結果を意識。低ければもう来ない、同じくらいならどっちでも、高ければまた来たい!
宴会の目的を明確にすることが大切。誰のために、なぜ、誰と一緒に、何を、どのような方法で、いつ、どのくらいの時間をかけて、どこで、いくらで
女性が中心の場合は肉、魚、野菜がバランスよく少量ずつ楽しめるもの。お洒落な調度品や音楽などお店の雰囲気も重要。
若い人が多い場合はボリュームのある料理。
年齢層の高い人たちは落ち着いて話ができるお店。
鍋物はNG。誰か面倒をみなきゃいけない人が出るから。お店の人がやってくれる場合は別。
個々に盛り付けされているのが理想。
不特定多数が対象なら参加費は3,000円が目安。その値段で満足できるお店を探す。
人間関係を分析して席次を考える。
お店選び まず電話をかけてみて、対応でお店の様子を知る。呼び出し回数、第一声、言葉遣い、保留時間、復唱確認、名乗り、挨拶。
お店は下見をする。道のりなどわかるので案内文に書くなど。ランチでも雰囲気はわかる。客エリアにビールケースや発泡スチロールなどが置いてある店はNG。
案内の出し方。
基礎情報として、日時、場所、申し込み方法、期日、会費。
キャンセル規定。当日キャンセルにはキャンセル料がかかる場合は明記。
アトラクション、ゲームなどもする予定であれば書く。
和食のお店など、座敷か椅子席か不明な場合は必ず明記。女性はそれによって服や靴が変わるので。
お酒の種類も。飲み放題でも、ワインがあるなしなどが気になる人もいる。
終電時間の目安。
二次会を設定している場合はその場所と会費。一次会から3分以内でリーズナブルなのが良い。
宴会芸などの持ちネタがあり、ぜひ来て欲しい人には個別に連絡・参加依頼をする。
時間通りに始めて終わることを目指す。
幹事は20分前に会場入りして受付開始する。両替をして準備しておく。
誰かに挨拶を頼む時は、持ち時間を具体的に伝える。1分、など。
ひとりぼっちを作らない。
おすすめ宴会芸
楽器演奏、パントマイム、ストリートパフォーマンス、バルーンアート、タオルアート、手品、マジックショー
コント、漫才、モノマネ、クイズ各種、チーム対抗借り物競争、オリジナルじゃんけん大会
NGなのはビンゴゲームなど時間がかかりすぎるもの。
席移動に備えて皿や箸などは多めに準備
最後は席を立たない人を退出させ、忘れ物がないかをチェックする。コートや傘も。
お店側も内容を相談してもらいたいと思っているので、事前にすべし。
ぐぬぬ、となったのが予算3,000円というところ。
頻繁に開催する、不特定多数対象の宴会の場合
3,000円なら気軽に参加できる、とのことでした。
もちろん、安ければ良いというわけではなく
料理も適切で、お店の接客もきちんとしている必要があるとのことで
かなりハードルが高くなります。
ただ、巻末にお店の方のインタビューがいくつか掲載されていたのですが
そこでの主張は「お店側も相談してくれたら喜んで対応する」ということ。
単に値引きの相談とかではなく、予算や人数、趣旨に合わせて
提供する料理などをアレンジすることは
お店側にとっても腕の見せどころだ、とのことでした。
もちろんそれを嫌がるお店もあるでしょうが、
そういうところに喜んで相談に乗ってくれるお店があれば
常連として使え、お互いにとって良い関係が築けそうです。
金土を外す、参加人数を多めにするなど
幹事側も良い条件を提供することで
良い落とし所はありそうですね。
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