強制のない学校の実録。
以前ブログで紹介した本に出ていた子どもがずっと遊び続ける学校の
大本の本を読みました。
アメリカのサドベリー・バレーという学校の物語で
創立者(及び関係者)が書いている本です。
授業もカリキュラムも無く一切の行動を子どもに任せ、
毎日遊び続けることを良しとする方針です。
そのままだと大人になって困ることになってしまいそうですが
子どもは本来好奇心を持っているもので
それを育てていれば学問にもいつか興味を持つという根気のいる方針。
実際、どこかのタイミングで自発的に学問に対する好奇心を持った子どもは
一方的に学習を強要される子どもに比べて圧倒的な吸収力で学問を身につけます。
理想論としてはすばらしいですが、
実際に運営するとなると問題は山積みであり
どんなトラブルが起こりどう対処してきたかが紹介されています。
今でこそこの学校の方針を取り入れた
サドベリースクールが世界中にありますが
何の実績もない状態でやっていくのは恐ろしく大変だったようです。
しかし、子どもにとったら天国です。
本を読み進めながら、自分が子供の頃にこんな学校に通っていれば、
とずっと思い続けてしまいました。
調べてみると、日本にもサドベリースクールはいくつかあるようです。
しかし、広島近辺には全くないようで非常に残念。
何か近い教育方針のところはないものでしょうか。
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