本を読んでいたら経営論で有名なP・F・ドラッガー氏の言葉が引用されていました。
「これからの企業は、強いサッカーチームのような組織をつくらなくてはならない」
比較対照としては野球チーム型の組織です。野球はワンプレー毎で区切りがあるので監督(マネージャー)が指示を出します。選手たちはそれぞれのスキルに応じてメンバーとして選ばれ、監督の指示を遂行する役割を果たします。
サッカーの場合は常に試合が動いているので試合中にコーチから細かい指示を受けることはできません。事前にコーチの考えた戦略を選手が理解しておいて、試合になったら個々の選手が戦略に基づいて考え判断してプレーします。
これは上手い例えだなーと感心しました。旧来のイメージでは野球型の組織が一般的だと思います。上の与えた役割を果たしていくスタイル。これからは大まかな戦略を立てて遂行するための環境作りは企業が行うが、現場での判断は個々で行うべきだという事なんですね。すごいわかりやすい。
私も今後はチームを作りたいと思っています。企業という組織形態にはならないかもしれませんが複数の人間が関わりそれぞれの役割を果たしながら一つのビジネスを組み上げていくという形を目指しています。まさにドラッガーの言うサッカー型組織ですね。
「仕事」という事に対する文化というか価値観みたいなものが旧来の形で根付いているので新しい形で仕事を創っていくことはすごい大変だとは思います。しかし、もし上手く回れば参加する人たちみんながとことん楽しんで仕事ができる気がします。
そんな環境を作れるように今何をすべきか?を考えていったらいいんですね。考えよっと。
このブログeshima.info(えしまドットインフォ)は
ビジネスやマーケティング、IT活用の記事を書いています。
ブログ購読はこちらのページをご覧ください。
マスナガ
ああ、それは確かに巧い例えですな。
ちょっと話がズレますが、
話の上手い下手というのは、
適切なたとえ話ができるかどうかに負うところが
大きい気がします。
えしま
>マスナガさん
確かに例え話が上手い人は
話が上手い!と思えますね。
例え話の訓練をしましょう。