ビジネス.

録画していた情熱大陸を見ると
早稲田大学のラグビー部の監督が中竹監督に変わり
1年目である昨年から今年にかけての様子を番組にしていました。

前監督は強烈なリーダーシップでチームを率いていたようですが
中竹監督は全く違うタイプでした。

中竹竜二(早稲田大学ラグビー蹴球部監督) | 情熱大陸

どんなリーダーが来ても
それをきちっと支えてあげるフォロワーが成り立ってる組織ってのが
一番強いなってのをずっと感じてたんですよね。

この想いが実現されていました。
リーダーシップではなく、フォロワーシップ。
監督の指示に従うのではなくチームのメンバーが自主性を持って
チームが作られていきます。

権限を学生に任せ、本当に口を出しません。
試合のハーフタイムでも黙って様子を見ているのです。

これは実際にやろうと思ったら非常に難しいことだと思います。
信頼した上で責任を取る覚悟がないとできません。
これはすごいなぁと尊敬してしまいました。

中竹監督は何年もラグビーから離れてビジネスマンをしていたとのことですが
その時に学んで身に付けたスタイルなのかもしれません。

ビジネスの世界でも、リーダーシップで組織を作ると
優秀なリーダーが抜けたら組織がダメになってしまうことから
フォロワーシップでの組織作りが注目されています。

それを実現するための経験やノウハウが
多くの場所で蓄積されていることと思います。

将来的には組織に参加する人たちみんなが
主役として考え、活躍する時代がくるのかもしれません。

広島ブログ

このブログeshima.info(えしまドットインフォ)は
ビジネスやマーケティング、IT活用の記事を書いています。
ブログ購読はこちらのページをご覧ください。


2 Responses to “情熱大陸で早稲田大学ラグビー部監督の放送を見ました”

  1. やんじ

    組織では脇役はいてはいけませんよね。
    自分が主役にならなければ。

    ラクビーは、選手の自主的な能力がないと成り立ちませんよな。

    試合中に、監督はグランドにいてはいけないのですから。

    日々の練習の成果を、選手達自身で試合中に
    考え行動しなければ、頼れる人はいないのですからね。
    仕事もそうですよね。
    いつも誰かがフォローしてくれるわけじゃないのですから。
    いつもの積み重ねや自分の勉強が、実際の現場で役に立ちますからね。

  2. えしま

    >やんじさん
    そうですね。みんなが主役になれれば良い組織になると思います。