ネット上のコンテンツはすごいスピードで増えてきています。
そんな中、見るほうに求められるのは
どれが自分にとって有用なコンテンツかを即座に判断する技術です。
サイトに書いてある文章を全部読んで
これは役に立ったかとか役に立たなかったとか判断しないですよね。
パッと見て、良いと思ったら続きを読むしダメだと思ったらすぐに閉じます。
つまり、Webサイトにおいては文章を読む量は興味の度合いと比例するということ。
ユーザーの興味とコンテンツの量や深さのバランスを取ることが大切だと思います。
自分が運営しているサイトは頻繁に見るし興味もあるので
ついついコンテンツを詰め込んでしまいがちです。
自分と同じくらい興味を持っている人が見れば満足するコンテンツでも
そうでない他の人が自分と同じくらいサイトの隅々まで見てくれるとは限りません。
初めて会った人からいきなりプロポーズされたら大抵の人は引きますよね?
人間相手のコミュニケーションですから適切な距離を取るのが大切です。
深く自分(自社)を知ってもらおうと思ってもまずは小さなことからです。
しかし、実際の人間関係と違うのはWebでは不特定多数の人が見に来くるので
最初から興味を持ってくる人もいれば興味が薄い人もいます。
1対1ではなく1対多なので、相手に合わせて対応を変えるというのは難しい。
となると、集客の時点からサイトに来て欲しい層やその動きなどの
人と興味の流れを事前に設計し、サイト作成はその設計に沿って作るのが良いでしょう。
人の流れは予想通りに行くものではありませんが、
最初に筋の通った設計があれば修正をするときもおかしなことにはなりません。
要は相手の立場に立って、きちんと計画した上で運営しましょうという当たり前のことですが
これがかなり難しいことです。
特に、徹底的に客観視するというのは中々思い通りには行きません。
時間をかけて考え作ったものにはどうしても思い入れが出てきますので
コンテンツをスパッと切ることなどは勇気が要ります。
日々雑多な文章が生まれるブログは別ですが
整理されたコンテンツを提供するときにはこんなことを気にしてます。
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河口
我が社でもこのことに大変頭が痛い、お客様の要望が(商品・印刷)増えてくるとこれでもかと入れてしまう。そうすればごちゃごちゃになる。 別な店を作ろうかとも考えています、もう少し高級な商品と印刷、こうして分けると人もまた分けなくちゃいけないし、経営は難しい。
えしま
>河口さん
確かに商品数が増えて来ているので
そろそろ分けた方がいいかもしれません。
お店を分けなくてもガイドラインを再設計すれば一つのお店でも対応できないでしょうか。
SEOを考えると分けるのがもったいない気もします。