広島県商工会連合会 シニアアドバイザーセンター主催の経営革新セミナー
「儲けを生みだす商売繁盛の仕組み」というのに行ってきました。
最近人の話を聞きに行っていなかったので試しに行ってみたのですが
非常に面白かったです。
かなりたくさん良いことを聞いたのですが
一番印象に残っているのが日本酒が売れない理由です。
全国的に日本酒は売れていないそうなのですが、
製造メーカーや販売店にその理由を尋ねると返ってくる答えは
「匂いが好まれないのでは」や「価格が高いのでは」という商品に関するものがほとんど。
逆に、消費者側になぜ日本酒を飲まないのかという質問をしたらどうなるか。
お酒は飲むけど日本酒はあまり飲まないという方、考えてみて下さい。
実際に「なぜ日本酒を飲まないの?」と聞いてみたら
質問された方の反応は
「え?」
というものがほとんどだそうです。
なぜ日本酒を飲まないかわからない、考えてもいないということです。
つまり、商品が売れなかった場合に提供する側が考えるのは
「商品が売れない理由」です。
しかし、消費者側には「買わない理由」があって買わないのではなく、
「買う理由がない」ので買わないということです。
この認識のギャップは商売をする上で致命的ともいえるものではないでしょうか。
自分の商品が売れないとすぐに商品を改良したくなったり
価格を下げてみたくなったりしますが
その前にお客さんが買う理由を認識してもらっているかを検討することのほうが先です。
そして、買う理由をお客さんが認識していないようなら
その商品の専門家として、正しく買う理由を伝える必要があります。
セミナーではその具体例をたくさん出されていましたが
講師の小阪 裕司氏は本を15冊も出されているとのことなので
きっと本の中にもたくさん書いてあるのではないかと思います。
すぐに役立ちそうなことなので大量に読んでみます。
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いのたか
宣伝が下手。
日本酒=親父が飲むものと思ってるんじゃないかな?
美味しい日本酒はたくさんあるのに、気軽に飲めるというイメージが希薄だと思います。
ワインの好きな私が言うのも何なんですけどね。
masami
小阪さんの本は 楽しいです。
是非 よんで下さい。
自分に応用する事も大切なんですけどね(笑)
ちゃかりん
返信、こちらに書きますね(笑)
なぜ、えしまさんでは?と思ったかというと、
実は、私はえしまさんの左斜め前の壁側に
座っていたのです。
前の席には女性が二人いたでしょう? あの横に。
ずっと気になっていたんですが(^_^;)
ホント、終わったらダッシュで帰られたので声をかけそびれました、残念。
「どうして私があなたからこの商品を買わなければならないの?」に対する答えを考える。
いろいろと応用できそうな問いかけです。
人間関係がすべての基礎だなぁとしみじみ思いました。
えしま
>いのたかさん
イメージ作りはあるかもしれませんね。
焼酎がイメージ改革に成功したように
日本酒もそのあたりで手を打つ必要があるのかもしれません。
えしま
>masamiさん
小阪さんの本を読まれたことがあるんですか。
色々読んでみようと思うのでお勧めがあったら教えて下さい。
えしま
>ちゃかりんさん
あぁーーーーーー
ホントにすぐ近くにいたんですね。
すいません。全然気付きませんでした。
15時半までとなっていたのに過ぎてもずっと続いていて
次の用事が迫っていたので急いで帰ってしまいました。
セミナーは勉強になりましたね。
ちょうど新商品の販売を考えているところなので
非常に参考になりました。