この本から。
電通が、高齢者に対するマーケティングデータについて
まとめたものです。
どの年代にも言えることですが、
ざっくりと「高齢者」と分類するのではなく
その内訳をもっと細かく考える必要があります。
年齢、世代、年代でも違うし
性格やライフスタイルでも
購買行動はかなり変わってきます。
興味深かったのは
加齢による変化に供給側が対応すべきという部分。
店舗でいうと、腰が曲がると目線が下がるため
高い所にあるPOPや商品は無いと同じになる。
日用品は「今までと同じ」を好むため
ブランドスイッチが非常に起こりづらい。
説明書きがしてあっても読まないので
極端にまでわかりやすさを追求することが必要。
などなど。
高齢者を想定したマーケティングを考える時に
大量の施策メモを作ることができました。
あくまで「今」の分析をしている本です。
2014年12月発行なのでしばらく大丈夫ですが
賞味期限のある本でしょう。
とはいえ、数年以内なら重宝すると思うので
違う視点を与えてくれることを期待して
たまに見なおしてみます。
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