この本から。
田舎暮らしを薦めている本ですが
移住を薦めているわけではありません。
都会には都会の、田舎には田舎の良さがあり悪さがあります。
自分の都合に合わせて両方の拠点を移動することで
良い所を上手く享受できるんじゃないかという提案です。
田舎の拠点作りで面白いと思ったのは
古民家を修繕してシェアハウスにしたりしていることです。
メインの住居でなければ、友人たちを呼んで泊まったりもしやすいですし
近隣に家がないような田舎なら少々騒いでも全く問題ありません。
また、修繕にはどうしてもマンパワーが必要になってくるので
そこでも助けてもらったりしながら
みんなで修繕をしていくという作業そのものも面白そうです。
仲間の誰かが何かの都合で住むところが無くなるなんてことになっても
生活を立て直すまで田舎の拠点に住んでもらったりしても良いかもしれません。
となると、仲間内のコミュニティ全体の防御力というか
生きる力がアップするような気がします。
これからの時代は、国や行政だけに頼るのではなく
横のつながりで人々が助け合うことが必要になってくると考えています。
親戚や会社の仲間でもいいんですが
多様性があった方がコミュニティとしては変化に強いというのもありますし
第3の居場所、みたいなのが重視されてくるのではないかと。
この必要性は前からすごく感じていたのですが
田舎に拠点を作るということで大きく前進する気がしています。
とはいえとっかかりをどうしたものかというのは悩ましいところ。
なにか良いアイデアやツテがあれば教えてください。
関連するエントリ
都市と郊外の2極化。数十年単位の住居環境を考える | eshima.info
自給力という考え方。自分の力で豊かに生きる | eshima.info
このブログeshima.info(えしまドットインフォ)は
ビジネスやマーケティング、IT活用の記事を書いています。
ブログ購読はこちらのページをご覧ください。